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About Child Care Web

10万分の1の確率でしか採取できないといわれる四葉のクローバー。

4つの葉にはそれぞれ「誠実」「希望」「愛」「幸運」という意味があり、 4枚揃うことで「真実の愛」を表すともいわれています。

くわえて私たちは、4つ目の葉へ「可能性」という希望を託し、 その可能性をChild Care Webを通して広げていきたいという想いを込めました。

「子どもと子どもを囲む全ての人々の幸せ」のために…。

Child Care Webについて

形式でなく本質を見つめる仕組み

「3つの行為主体」によって展開される
保育という営み

子ども―保護者(家族)-保育者(教育者)という3者の関与によって、それら全ての人々の人格形成を促していく営みが「保育」だと考えています。

それは大人が子どもを教育する、あるいは大人の知識や経験を単に子どもに刷り込んでいく再生産的な営みではありません。3者の関わりによってそれぞれが経験を重ね、気付き、学びゆく営みであり、いわばコミュニケーションの一つのシステムです。

保育者(教育者)の知識、保護者(家族)の知識、そして子どもたちの知識-こうした知の相互浸透を促していけるようなコミュニケーションツールを目指していきたいと願っています。

保育者(教育者)の経験や勘の精度を高める
概念的知性という武器

子どもと関わる一瞬一瞬。保育者は感性を研ぎ澄まし、即興的に判断しながら子どもとの豊かな時間を紡ぎ出していきます。それはまさに経験や勘に裏打ちされた瞬発的な判断による妙技。
ところで、こうした経験や勘はどのように研ぎ澄まされるのでしょうか。

私たちはこう考えます。
―保育を振り返る中で、子どもの行為に意味付けをし、自らの関わりの妥当性や可能性を丁寧に省察する。こうした地道な積み重ねの中でこそ、経験や勘は洗練されていくのだと。―

しかしこうした省察をするためには、その手掛かりとなる知識や理論が不可欠です。まさに概念的知性といえる自らを高めるための武器。
私たちは、そんな保育者(教育者)の知性を高め、省察を促すサポーターでありたいと願っています。

一人一人の子どもを見つめるための仕組み

推薦の言葉

東京大学名誉教授、前白梅学園大学・同短期大学学長

汐見稔幸

保育の専門性の向上には自らの保育を振り返り、課題を意識化しながら省察する態度が必要になるが、その判断根拠となる情報が十分に活かされていない可能性がある。

子どもの発達はもとより、日常的な保育のあり様を捉えながら、問題解決に向けて情報を活かしきるための工夫が今後急速に求められていく。

Child Care Webはそんな要求に応えた我が国で初めての保育サポートシステムだと思う。

大いに活かして欲しい。


白梅学園大学子ども学部名誉教授

無藤隆

乳幼児の保育は、基本的な発達過程を踏まえて,指導のあり方を工夫することが大事です。

それは、年齢・月齢相当として何が可能かということとともに、典型的な発達として個人差の散らばりにまで目を配ることと、さらに大きく外れて問題があるかもしれない可能性を探ることに発展できます。

子どもの様子を丁寧に捉え、それに対してどう指導すればよいのかについての具体的なヒントを示唆してくれるシステムは保育者の不可欠な手立てになるでしょう。


湘南ケア・アンド・エデュケーション研究所 所長

増田まゆみ

保育は、子どもと保育者との相互作用により創造していく営みといえます。

保育者に求められるのは、子どもの表情、態度、言葉、動きなど子どもからのサインの意味を読み取り、瞬時、瞬時判断しつつ、子どもとの多様な関わりを生み出していくことです。

平成21年4月から施行されている保育所保育指針には、保育者の専門性として「倫理観に裏付けられた専門的知識、技術および判断をもって、子どもを保育する・・・」と記載されています。

実践しつつ思考すること、思考しつつ実践すること、実践後深く思考し語り合うことを大切にする保育が、保育の質の向上を可能にします。

現場と協働して研究的に取り組んできたChild Care Webは、こうした保育を思考するための確かな情報を提供できるシステムです。


チャイルドフッド・ラボ 代表理事、臨床発達心理士

藤原里美

私は1人1人の子どもにあった適切な保育ができているのだろうか?

このパンフレットを手にした方の中には、この問いを抱えている方が少なくないと思います。

この問いに対する不安を少なくし、自信をもって子どもに向き合うためには、私たちは学び続けることが必要です。子どもの行動には必ず意味があります。その意味は、子どもの発達を知ることで理解できます。発達のメカニズムを知ることで、子どもの行動に対して理解が深まり、適切な保育が見いだせます。

このシステムは、こうした先生方の願いをお手伝いしたいと思い開発されました。

多くの子どものデータから、目の前の子どもの理解を深めるため、保育の情報を整理するため、保育計画を作成するためのツールがたくさん用意してあります。

ぜひ、ご活用いただき保育の質を高めていただきたいと思います。

発達支援の質に
満足していますか?

  • 保育者の育成に課題がある
  • 最終的には保育の内容で勝負したい
  • 独自性のある保育を目指したい
  • 保育記録など情報管理や処理にかかる業務を効率化したい
  • 記録などで管理された情報を次の保育の素材としてもっと有効活用したい
  • 障害児保育も視野に入れた発達支援の質を高めたい
  • 子どもの発育発達をもっと保護者に立体的に伝え、共有化したい
  • 経験的根拠だけではなく、科学的な視点も踏まえて保育を進めていきたい
  • IT化推進の中で、どこのツール・サービスを活用したらいいのか悩んでいる

こんな課題を抱えた園様に是非、
お役立て頂きたいと思います。

機能について